40代50代女性の仕事探し
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ハローワーク

40代、50代職歴なしのハローワークの使い方

職歴無しだとハローワークでの仕事探しは大変?

40代、50代になると、やっぱり仕事を探すのは難しくなってきますね。
ハローワークに限らず、どんな媒体で探すにしても、若い頃のようには
いかないものです。しかも職歴無しであると余計に大変!

とりあえず、「ハローワークインターネットサービス」を使って、
どんな仕事の求人があるのか見てみるといいと思います。
直接行ってもいいですけど、ハローワークはとにかく人が多い!
時間ばかり取られますから。

あ、でも一度はハローワークに出向く必要があります。
ハローワークインターネットサービスで求人情報検索すると、いちおう
求人を見ることが出来るようにはなっていますが、企業名が伏せられて
いる場合も多いものです。

その企業名を見るためには、ハローワークで申し込みをして、
「ハローワーク受付票」なるものを出して貰わないといけません。
それに求職番号が書いてあるので、その求職番号を入力して求人検索をすると
企業名もバッチリ出てくるようになります。

それから、検索をかける際には年齢を入れるわけですが、50歳などとと入力して検索をかけると、案件がだいぶん減ってしまいます・・・

ですが、そもそも若者を入れたいと思う企業が出て来ない訳ですから、それは仕方ないです。
こちらも応募するだけ時間のムダなので、探す手間も省けてラッキーです(^^;)

「年齢不問」に騙されない!

ハローワークで求人票を探していると、条件に「年齢不問」と書いてあるところも
多いですよね。もしくは制限があっても59歳以下とか。
それを見て、安易に「ここだったら大丈夫だろう」と思ってはダメです。

企業によっては、本当は若い人だけが欲しいのに、ハローワークから色々
言われないようにするために「わざと」年齢不問と書いている所もあります。

私も昔、多分そういう会社だったであろう所に面接に行って、集団面接だった
のですが、全く一言も質問される事もなく、ずっと無視され続けた経験が
ございます(-_-;)

若い子にだけ、質問したり志望動機を聞いたりして、私はまるで「居ない人」
のような扱いをされました。
その場にいる浮遊霊みたいなもんですよ。そういう扱い(# ゚Д゚)!

それだったらもう書類出す前に落としてくれ!
採用する気さらさら無いやろがい(((# ゚Д゚)))!

それからというものですね。ハローワークの求人に申し込む時には、
窓口で一度先方の企業に連絡してもらう事になっていることがほとんど
なので、「若い人しかいらないんだったらこの場で断ってくれ」というように
伝えてもらう事にしております・・・

そんな言い方したら感じ悪いんじゃないですか・・・と心配されるかも
しれませんが、こっちからはっきり言った方が、向こうも内情を言いやすく
なるので、むしろお互いすっきり腹のうちを暴露しあえて良いのでは?と
思うくらいです。

どんどんはっきりものを言っていきましょう。

窓口の職業相談を利用しよう!

ハローワークの窓口に行くのって、失業保険の手続きをする時か、もしくは
応募したい求人の紹介状を出してもらう時くらいしかないのではないでしょうか。

それは勿体ない事です。
せっかくだから、職安に行ったら窓口で相談するようにしましょうね。

朝から夕方16:00くらいまでは失業保険の手続きの人が来て、そのまま
職業相談に流れていくのでけっこう混んでいます。
この待ってる時間がたまらなく面倒だと思う気持ちは良くわかります。

私の経験上、比較的空いているのはお昼なんです。

確か以前は12:00~13:00の間は相談業務が止まってたような記憶があった
のですが、つい先日行った時は、お昼休みの時間帯も相談を受け付けていました。

最近はコロナのせいもあって、失業者が増えているからでしょうかね。
その時もダメ元で受付の人に声をかけてみたんですが、無事に番号札をもらえ
まして、何と!

10分も待つことなく呼ばれたのでございます。

お昼は失業保険の手続きの人の流れが一旦止まるので、これだけ早かったんで
しょうね。本当に助かりました。
あとで聞いてみると、職員さんは交代でお昼に行ってらっしゃるそうです。

応募してみたい求人がなくて、ノープランで番号だけ取って窓口に呼ばれた
としても、

「50代だけどこういう仕事がしたいのですが、何かありませんかね」

と聞くと、職員さんが求人情報を探して下さったり、良い案件があれば
自宅に求人票を送って下さる事もあります。

この求人票で以前腹を立てていた事があります。
私は機械のCADオペレータで仕事を探していたんですが、なかなか機械CADの
仕事がなく、ハローワークで探すのは諦めていました。

そんな時、2回ほどハローワークから求人票が送られてきました。
内容を確認してみると、ほぼ全部が「設計者」の求人だったんです。
CADを使って設計する云々と書いてあって、ただのCADオペレータの私では
応募出来ない案件でした。

窓口にその旨を伝えに行って、数日経ったある日、また郵送で求人票が
送られて来たのですが、今回もまたしてもミスマッチな求人!

内容が「建築の施工図」だったんですよね。

しかも建築CADの経験が必要、BIMが使えたらなお良しという案件でした。

もー(# ゚Д゚) 違うって言ってるやんか!

ムカついた私は、再度窓口に行きまして、「こんなん違うねんけど!」と
文句をつけに行きました。

そうしますと職員さんが、
「えっ、でもそれは企業さんが何人かピックアップしてこの人に送って下さいと
言われたので送らせていただいたんですよ」
と言われたんですよ・・・

私は今まで、CADの仕事内容とかをよくわかっていない職員さんが、適当に
「CAD」というキーワードで調べて上がって来たものを送ってるだけだと
思っていました。

でも、企業が職歴などを見てピックアップして送って欲しいと言う事も
あるんだと思って、すごいびっくりしたんですよ(+_+)
私、自分の経歴に機械CADってバリバリ書いてたのに、建築で雇ってくれる
気があるんか!って。

私もね、建築CADで実務経験積めたら仕事の幅が広がるし、これは願ったり
叶ったりだと思ったんですけど、やっぱり応募するのはやめておきました。
あと10歳若かったら行ってたかもしれないけどね(^_^;)
中小企業だったから、合わなかった時大変だろうなとも思いましたし。

でもこんな感じで、頻繁に窓口に行ってると、職員さんも色々仕事の情報を
教えて下さったりもするし、行きたいと思っている案件に今何人応募が来てるか
という事も調べてもらえたりします。

企業の合同説明会は狙い目

ハローワークでは時々「合同企業説明会」が開かれています。
これは、地元の中小企業が多いですが、規模が大きければ何十社と説明会に
来られて、話が聞けるチャンスです。

このイラストは年が若すぎるけど(笑)

自分では視野に入れていなかった業界でも、実際に企業の方から話を
聞いてみて、「面白そうだな」「自分にも出来そうだな」と思うことが
あるかもしれません。

また、こういう面接会のいい所は、
「書類選考なしで面接してもらえる」というところ。

いつも年齢などが原因で書類選考で落ちてしまって、
「面接まで行って自分という人間を見て判断して欲しい」と思う人には
願ってもないチャンスになります。

一度で複数の企業と話が出来るというのも魅力的ですよね。

合同面接会は不定期に行われているので、興味があればハローワークに
問い合わせてみる事をお勧めします。

その他にもハローワークでは就職に役立つセミナーが行われており、
応募書類の書き方、中高年の仕事の探し方、面接の受け方など、すぐにでも
受けたくなる就活の基礎を身につける事が出来ます。

今はコロナ禍なので、自宅でZOOMを利用して受ける事も出来るのですが、
人数に限りがあるので、なかなか予約が取れない事も多いです。
ハローワークに行って受講する方が人数が多めになっているようです。

もし直近のセミナーが埋まっていた場合は、職業相談の窓口でも応募書類の
書き方のチェックであるとか、面接の方法についてのレクチャーをして
もらえるそうですので、気になる方は相談されてみてはいかがでしょうか?